プロなのに考えられないミステーク

A4サイズのプリント依頼したら、高さが192mmしかない写真を渡されたことは先日皆さんにお知らせいたしましたが。

どうしてこんな初歩的なミスを犯したのか考えてみた。
1、A4サイズのプリントの経験が少なかった。
2、A4より大きい規格の四つ切サイズの中に入れてプリントしようとした。
3、お客からサイズが違うと言われても、客の方が間違っていると思っている
1、A4サイズのプリントの経験が少なかった
これは、まあしょうがないが
経験が少なければ慎重にしなければと考えなかった。
2、TIFファイルに対する経験が甘かった。
精密トリミングをする場合は、レイヤー操作によって行う。
レイヤーによってベースの枠を作り、その上で画像を拡大縮小、移動を行ってトリミングする手法は広く行われている。
2、A4より大きい規格の四つ切サイズの中に入れてプリントしようとした。
良く陥りやすい間違いである。
A4は「四つ切」より小さいから四つ切としてプリントして余白を切れば良い。
このように発送したのかもしれない。
ここまでの発想は正しいのだが、いつもやっている四つ切のベース画面に乗せれば良いと考えた。
A4を四つ切の編集画面に乗せると、自動的に幅が305mmに引き延ばされて、上下に余白が出来る。
これをサイズの変更で幅をA4の規格297mmにすると、A4の画像が出来るはずであるが
PSEのバグなのか、ベースレイヤーではなくトリミング前のA4より横長の画像を対象としてしまう。
そのため幅を297mmに縮小すると縦は210mmより小さい192mmになって小さくってしまう。
これを避けるためには、TIFファイルを一旦JPEG形式に変換しておかなければならない。
この事に気づかずに変換してプリントしてしまった。
最初から、四つ切のサイズに変換しないでそのまま四つ切の用紙にプリントすれば、機械がA4のサイズでプリントしてくれるはず。
3、お客からサイズが違うと言われても、客の方が間違っていると思っている
・寸法が足りなくなったのは、お客のトリミングが悪いと言ってしましった。
・A4のサイズでプリントを依頼したのに、寸足らずなのを悪いと思わない傲慢さはどこで取得したのか。
・頼まれたものを頼まれたほうに仕上げるのがプロの仕事という自覚がない
間違っていると言わると激昂する性格
・顧客を軽蔑している
なお、TIFによるトリミングは彼の親父さん(会長)が通常行っている方法である。
こんなところかな
まあ、勘違いから発生した事であるが、後のフォローが悪いとこういう事になるので自戒しなくっちゃ。
最低でも画像がA4より小さくなっていることはお客に告げるべきだろう。サイズが合ってない事を分かって客に言わないのは、悪意があったと取られても仕方がないのではないか。
注)USBには彼が四つ切で編集した証拠のファイルが残っている
前日にファイルを作成して、17日の午後持っていったので、四つ切のファイルは彼が作ったのが証明できる。
サイズ違い.jpg
  

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