8月27日 上毛新聞社 ネットショップセミナーメモ
日時:平成24年8月27日 13:30~
場所:上毛新聞社 1Fホール
第1部 「まだ間に合う! 儲かるECの始め方」:
㈱Ecコンサルカンパニー代表取締役 江藤正親氏
・作ったけど売れない 56%
・月商100万円未満64.3%
・年間1億円以上 8.3%
・売れないのは、最初に戦略を考えない、とりあえず作ってみようでは失敗する
・勝負する前に決戦を考えるのが戦略
・巨大企業にネットなら勝てるチャンスがある
・ランチェスターの法則を勉強する必要がある
・弱者が強者に勝てる方法がランチェスターの戦略
・小カテゴリーでナンバーワンを目指す
・ネットショップの市場は地元ではなく「東京」
・ネットショップの屋号は実店舗にこだわらず分かりやすい屋号にする
・最初の2ヶ月間は広告期間、友人知人に告知、60万円/月ぐらい広告費にかける。
・最初の3カ月は10回/月ぐらいのイベント(プレゼントキャンペーン)を打つ
・メルマガ
・積極的にポイントセール
・送料無料キャンペーン
・上記を通じてリピーターを増やす(最初のお客には集客コストが6千円程度かかっている。
リピートがないと回収できない)
・クレームには内容を確認する前に新品を先に送る
・お客は時間を買っている。だからクレームに時間がかかると2度と注文しない
・→リピーターにならないと儲からない
・一回買ってもらうと6倍コストが下がる
・1か月以内に3回買ってもらう
・机を買った人は椅子も買う(連想商品を勧める)
・体験DVD 睡眠時間2時間 「会社は裏切れても、お客さまは裏切れない」
第2部 「47CLUBの販路拡大3施策」
㈱47CLUB 代表取締役社長 栗田健一郎氏
・47CLUBは地方新聞社1320社が出資して設立したネットモールである。
・人口が減って、将来新聞の販売部数は先細りになる
・日本の人口1億2千万人が93年後には4,450万人に減る
・生産年齢人口(15歳~64歳)が8100万人から93年後に2,200万人になる
・お金を持っているのは65歳以上
・欲しいものがない、もう持っている。
・何時死ぬか分からない。お買えさえ持っていればという思いが強い
・相続は、若い人に行かないで60歳代に行く、「老々相続になっている」
・モノ余り→価格競争激化→単価低下(あるいは在庫が腐る)
・企業業績低下→給与所得低下→可処分所得低下→モノはますます売れなくなる
・デフレは今だけの現象ではありません。(景気の問題ではない)
・ネット通販→全国の消費者とつながる
・個人だけでなく企業に買ってもらう
・日本だけでなく伸びている外国に買ってもらう
・ネット通販で、金額、回数が伸びていない
・2022年までは伸びるがそこからは下降線
・あと7~8年はいける(時間との競争)
・ライバルが毎日増える
・お客が減ってライバルが増える
・お客様との関係を大事にする。
・北海道から沖縄の人とつながる
・成功しない事例
・担当者がいて、責任者がいない
・担当者に権限がない
・目標がない(目標の半分しか達成していない)
・もがく人でないとだめ(考え、悩み、もがく)
第3部 「ネット上での効果的な写真の撮り方」
㈱上毛新聞社広告局メディア事業部多マディア推進室 梅沢推進室
・色々な写真を撮ってきたが「商品撮影」が一番難しい
感想
1部
・思いつきでネットショップを始めても成功する確率はきわめて低い
・小さいカテゴリーで一番を取れる商品を探し、試行錯誤しなければならない。
・本当は市場調査をきっちりやらなければならない
・ネットショップは自動販売機とは違う
・日常的にライバルがどんなことをしているかを調べて、対応策を考えるのが商売!
・弊社(WEBサポート群馬)の「ライバルに勝つ戦略」がいま役に立つのかも
2部
・「デフレは今だけの現象ではない!」「景気の問題ではない」本当だと思いました。
・政府が景気を良くするために財政出動するのは誤りです。
・人口が減ることを前提に、インフラの選択と集中をすべきです。
・山奥まで同じインフラを維持することは今後難しくなるのではないか。
・道路なども物流全体が減ることを考えると増やす必要があるのかどうか。
・現在ある金融資産を有効活用してアラブのような国を目指すべきでしょう。
3部
次の予定があったので途中退席しました。
・撮影テクニックについての話が主だったようです。
・誰でも言うことですが、コンデジでも撮れる!
・しかし、実際には達人は別として良いカメラでないと良い写真は撮れません!
・撮影の前に商品をどう見せるか(デスプレイ)の戦略が必要
・本当は映画を撮るようにコンテを描いて
・コピーを考えて、文字の字体を選んで
・一人では無理なのかもしれない。
・カメラワークは商品撮影の極く一部ではないかと思いました。
全体
・47CLUBとうネーミングがどうなんでしょう、楽天と比べるとインパクトが今一つではないか
・ネットショップの命運があと、7、8年であるとすると
・10年持たない商品を売っていることになりはしないか。
・10年後も売れる仕掛けがあるのかどうかが聞きたかった。
・写真の撮影が禁じられましたので写真はなしです。
・メモ力がまだ残っていました。