商品撮影のピント合わせ

商品撮影のピント合わせ

 

商品撮影に限らず、写真はピント合わせが大事です。

軽度のピンボケはソフトである程度は修正できますが、最初からピントをきっちり合わせておいた方が良いでしょう。

ところが、加齢によって目の焦点が合わなくなってくるとこれが中々大変です。

視度調整という機能もありますが

あっている積りでもあっていない。

先日ある印刷屋さんの写真部員に聞いたら

偉い先生でもピンボケの写真を撮る事が多いと言っていました。

無理してマニュアルでピント合わせをするよりもオートの方が良いと言っています。

通常オートでピントを合わせると中央にピントがあいますが

中央でないところでピントを合わせたい場合は、ピントを合わせたいところに一旦画面の中央に持って行き

シャッターボタン半押しにすれば、ピントがロックされます。

その後、中央に戻してシャッターを押すと

中央でないところにピントがあった写真がとれます。

まあ、景色とかスナップなどは上記の方法で良いのですが

商品撮影の場合はもっと厳密なピント合わせが要求されます。

ファインダーを虫眼鏡よろしく拡大して見る器具も販売されたいますが

私のカメラは、ライブビューとうファイだーの中の画像を液晶に映す機能がついていますのでその機能を使用しています。

ライブビュー機能には拡大機能がついていて5倍、10倍に切り替えて使えます。

オートで合わせても、ライブビューで確認するとピントが甘くなっています。

大事な商品は上記の方法で撮影しています。

先日、モデル撮影会でも使用してみました。

モデルの目にピントを合わせるのが基本ですが

ピントがぴったり合わせられました。

お客様のところで違うメーカーのカメラでライブビュー機能を使うと良いと言う事を説明して

実際の操作をして見ました。

私の持っているカメラメーカーでないカメラメーカーのカメラですが

カメラのマニュアルを見ながら設定を試してみました。

私のカメラのマニュアルはA5のまた半分でハンデーに出来ていますが

そのメーカーのマニュアルはA5版で分厚いマニュアルです。

いくつかインデクスが付いていたので読んだ事は読んだのでしょうが

ライブビュー機能については使った事がないとの事でした。

マニュアルに従って操作して見たら

おやおや大変です。

私のカメラは一旦メニューでライブビューを使う設定をしていると

ボタンひとつでライブビューモードに出来ます。

ところがその機種は、メニューでライブビュー機能を選ぶときに「三脚」か「手持ちか」を指定する必要があります。

そして、別のダイヤルでロックを外し、ライブビューモードにして

しかもシャッターを全押ししてはじめてライブビューモードになっる。

そして拡大機能も2倍か3倍にしかならない。

こんな使いにくいのではライブビューでのピント合わせは無理だと判断した。

どうしてこんな使いににくいカメラを買ったのかと聞いたら

かの、マインドコントロールの上手い公的期間の外部講師に商品撮影には絶対これくらいのカメラが必要だとしつっこく勧められて買ったとか

14、5万はしたとか。

最近私のお客さんが商品撮影をしたいのでカメラを選んで欲しいと頼まれて

8万円ぐらいのものをネットで6万円程度で買ってあげたら大変喜ばれました。

ライブビューもボタン一つでばっちりです。

しかも液晶画面が開いて角度を変えられます。

映りも綺麗に写ります。

なんで彼の公的機関の外部講師は必要もないのに高いカメラを「これでなければ写せない」的な事を言って勧めるのでしょうか!

コストパフォーマンスを考えて

色々なメーカーの仕様をしらべて最適なものを調べて助言するのが

少なくとも講師で飯を喰っているのであれば義務ではないでしょうか。

長い間、補助金漬けで惰眠をむさぼってきた公的機関の体質改善が急務ではないかと思います。

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