「剣岳 点の記」という映画を見てきました。
伊勢崎ではやっていなくて太田のイオン の映画館に久しぶりに行ってきました。
新田次郎の原作で
明治時代の陸軍測量部が剣岳に測量用の標準点を設置するまでの苦労話です。
途中道を間違って
映画館に着いたときはギリギリでした。
いつもしているインターネット予約が出来なくて
(この映画館はイオンカード決済で、しかも前日までしか予約できない)
チケット売り場に並びましたが、始まりそうでイライラでした。
ポップコーン売り場も混んでいて、買えたのは5分過ぎでした。
会場に入ると、まだ明るくて予告編を上映中でした。
席は、9割がた埋まっていました。6月20日からのロングランなのに結構な入りだと思いました。
映画の内容は、陸軍測地部と日本山岳会の剣岳の初登頂争い
最後に、1000年前に行者が登った証拠の錫丈の先が出てきて初登攀では無い事がわかって
点の記録にも載せられない結果に
昔、弘法大師が呪文を唱えて独鈷を八方に飛ばしたという伝説を思い出しました。
しかし、黙々と測量点を作っていった先人の苦労があって今日があることを感じさせる映画になっています。
私の兄も、測候所職員で各地を回ったこともあり、共感を呼ぶ映画です。
何と言っても、剣岳をめぐる山々の景色が美しい。
山屋には楽しめる映画ではないかと思います。